国際紛争―理論と歴史 (原書第5版)

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  • サイズ A5判/ページ数 348p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641173002
  • NDC分類 319
  • Cコード C3031

内容説明

20世紀前半に2度にわたる壊滅的な世界大戦を経験した人類は、20世紀後半にも、冷戦や数多くの地域・エスニック紛争、そして核兵器の脅威に見舞われた。どうしてこのような紛争が起こるのだろうか。また、今後もこのような紛争が起こるのだろうか。経済や環境の面で相互依存が進展し、脱国家的および国際的な組織が増加し、民主的価値が広まることで、新たな世界秩序は達成されるのだろうか。グローバリゼーションや情報革命は、21世紀の国際政治にどのような影響を与えるのだろうか。ハーヴァード大学での講義のために執筆された「国際政治」への定評ある入門書が、国際関係を学ぶ学生がこうした問いへの自らの回答を作り上げうるように、理論と歴史の相互検証を通して分析の道具を提供する。アフガニスタンやイラクでの戦争、世界大国としての中国の台頭、NGOや多国籍企業、テロリスト・ネットワーク、その他の非国家主体の役割の拡大など、国際場裏でのより新しい展開に対応した改訂を行い、新たに用語集を追加した。

目次

第1章 世界政治における紛争には一貫した論理があるか?
第2章 20世紀における大紛争の起源
第3章 バランス・オブ・パワーと第一次世界大戦
第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦
第5章 冷戦
第6章 介入、制度、地域・エスニック紛争
第7章 グローバリゼーションと相互依存
第8章 情報革命、脱国家的主体とパワーの分散
第9章 新しい世界秩序?

著者等紹介

ナイ,ジュニア,ジョセフ・S.[ナイ,ジュニア,ジョセフS.][Nye,Jr.,Joseph S.]
1937年、米国ニュージャージー州に生まれる。1958年、プリンストン大学卒業。1960年、英国オクスフォード大学卒業。1964年、ハーヴァード大学大学院博士課程修了。ハーヴァード大学政治学部教授、カーター政権国務次官代理(安全保障・科学技術問題担当、1977‐79年)、クリントン政権国家情報会議議長(1993‐94年)、同国防次官補(国際安全保障問題担当、1994‐95年)、国連軍縮諮問委員会米国代表、ハーヴァード大学ケネディ行政大学院学長などを経て、ハーヴァード大学特別功労教授、Ph.D.(政治学)
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感想・レビュー

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afro

1
87P。第一次大戦の起源から。2012/10/17

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