出版社内容情報
独禁法の実効性を確保するための手続規定は多分野に及ぶ。本書では，経済法のほか，行政法・民 事法・刑事法・知的財産法等，各法分野のエキスパートが共通認識に基づく分析・解説を行う。実務経 験豊富な執筆者もまじえ，実務に役立つ情報も満載。裁判官・実務家必携の書。
第１部 総説：独禁法を実現する執行手続の全体像
◎丹宗暁信／岸井大太郎
第２部 行政措置：公取委の役割と権限（審決手続等）
◎高橋滋/栗田誠／藤田稔／和田健夫／向田直範
第３部 民事救済：独禁法違反に対する民事的措置
◎森田修／内田耕作／岸井大太郎／岡田外司博／厚谷襄児／川濱昇／人見剛
第４部 刑事制裁：独禁法違反に関する刑事手続
◎京藤哲久／志田至朗
第５部 知的財産権：知的財産権に関する独禁法違反と手続
◎稗貫俊文
第６部 国際取引：国際取引に関する独禁法違反と手続
◎瀬領真悟
内容説明
「独禁法の実効性確保」のために用意されている行政措置・民事救済・刑事制裁について、関連分野の専門家らが総合的に検討・解説。今後の独禁法のあり方を問う。
目次
第１部 総説
第２部 行政措置
第３部 民事救済
第４部 刑事制裁
第５部 知的財産権
第６部 国際取引
