有斐閣アルマ マーケティング戦略 （第３版）

和田 充夫/恩蔵 直人/三浦 俊彦【著】

有斐閣（2006/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 361p／高さ 19cm
• 商品コード 9784641122901
• NDC分類 675
• Cコード C1334

内容説明

マーケティング研究の発展を踏まえ、マーケティング・マネジメントと戦略的マーケティングの体系を統合し、大学学部での講義やビジネスマンの研修用として広く好評を博してきた定番テキストの待望の第３版。新たな動向を加え、ケースや統計データ、参考文献を一新。

目次

マーケティング戦略への招待―マーケティングの概念と体系
第１部　市場の選択（事業機会の選択―企業成長のための市場需要の探索；事業領域の選択―企業アイデンティティの形成；標的市場の選択―成熟市場における市場細分化戦略）
第２部　市場の分析（市場データ分析―消費者に関するデータの収集と分析；消費者行動分析―消費者の行動を理解する；競争分析―競争環境と競争相手の分析；流通分析―メーカーのチャネル戦略のための分析）
第３部　市場への対応（製品対応―マーケティングの中核としての製品戦略；価格対応―価格設定のマーケティング戦略　ほか）
第４部　市場との対話（サービス・マーケティング―サービス業のマーケティング戦略；ソーシャル・マーケティング―マーケティングと社会のかかわり；関係性マーケティング―インタラクション重視のマーケティング）

著者等紹介

和田充夫［ワダミツオ］
１９４４年６月２７日生まれ。１９６７年、慶應義塾大学経済学部卒業。１９７７年、米国ペンシルバニア大学経営学部大学院博士号取得。慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。マーケティクグ・コミュニケーション論専攻

恩蔵直人［オンゾウナオト］
１９５９年１月２９日生まれ。１９８２年、早稲田大学商学部卒業。１９８９年、早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。早稲田大学商学学術院教授。マーケティング論専攻

三浦俊彦［ミウラトシヒコ］
１９５８年１０月２１日生まれ。１９８２年、慶應義塾大学商学部卒業。１９８６年、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程中退。中央大学商学部教授。マーケティング戦略論、消費者行動論専攻（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[葉]

たまたま古市で本などを売る時に近くに置いてあった本。第３版なので目新しいことは少なく、PESTといった分析ツールの紹介がある。個人的には終盤で登場するデファクトスタンダードを学部時代に多少勉強していたので懐かしさが込み上げてきた。図や数式が少ないので読み取りにくいこともあるが、簡単な事例などで説明していることがこの本の良さだろう。2018年最後に読んだ本とする。

2018/12/31

[du]

マーケティングについて広い基礎知識を身につけることが出来る本。 マーケティング学習のとっかかりとして読める本であり、分かりやすい。

2010/12/02

[た。]

星野社長推薦。マーケティングの教科書。

2010/05/07

[yuki]

マーケティングの基礎理論が概観されている。STP、4Pの理論にしたがって、それぞれの部分が展開されているといった、実に保守的な教科書である。マーケティングをしっかりとした土台から学びたいと言う人にとっては、本書は最初の一冊として良いと思う。大学教授の執筆である事から、信頼性が高く、怪しい"流行り"のマーケティングというのは排除されている。そういったもの、あるいは即効性のあるものを読むのも良いが、本書の如き骨太の骨子を得てからでなくては、行き詰まりも早いのではないかと思う。

[Code]

マーケティングの基礎の本。マーケティングの仕組みや用語の意味等を具体例で説明していて分かりやすいです。１冊目としてオススメの本です。

2017/01/27