目次
国民文化
組織文化
共生への道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
2
文化の違いに伴う誤解や擦れ違いを具体的な事例をもとに解説している。権力格差、集団主義-個人主義、女性-男性らしさ、不確実性の回避、長期-短期思考、5つの次元から国レベルでの文化の違いをあつかっている。それらの数値が高い低いというのがもんだいではなく、どういう物の見方・考え方をしているかを把握することが大切。誰もが、摩擦を引き起こす立場にも、交流を促進する立場にもなりうる。文化の違いを学び共存への道を探る。国規模の前に、個人レベルでの共存を模索しなければ。2014/04/12
kuro_23
0
文化の違いを実証的データによって教えてくれる本。西欧とひとくくりにもできないし、アジアとひとくくりにもできないということが理解できた。マインド・プログラム的に日本がかなり特殊な位置づけにあるということも。ただ、この元となった実証データが大体1980年代に行われたもののようなので、21世紀の現代においてグローバリゼーションの影響が具体的なマインド・プログラムの変化に現れているのかどうかを知りたいと思う。ともあれ、非常に面白い本だった。2011/11/07
snoringdog
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修士論文を書く上で役に立ちました・・・。2009/12/22