内容説明
急激な社会経済変動によって生じるさまざまな課題へどのように対応するのか、いま障害者福祉の理論・実践面での発展が期待されている。本書では、「自立生活思想」「ノーマライゼーション思想」「機会平等理念」「新たなリハビリテーション論」という現代の「障害者福祉理論」の構築を目指し、障害者福祉の現状と課題を明らかにする。
目次
序章 障害者福祉の基本的思想
1章 障害者の定義と障害者福祉の法とサービス体系
2章 障害者の自立生活と自立生活支援
3章 障害者をめぐる機会平等の理念と実践
4章 ノーマライゼーションの保障と課題
5章 リハビリテーションの現状と課題
6章 障害者の現状と障害者福祉の課題
7章 精神障害者の現状とソーシャルワーク実践の役割と課題
8章 障害者福祉実践の課題と展望
9章 「当事者」側から専門家への提言―障害者人権運動をめぐって