内容説明
これまでの国際関係学の膨大な蓄積と今日の到達点を歴史・思想・理論の面から明快かつ一貫した視点と論理で丁寧に説いた待望のテキスト。気鋭の著者がポスト冷戦から21世紀世界にまで本格的に踏み込み渾身の力をこめて体系化に挑んだ注目の意欲作。
目次
第1編 生成―歴史と思想(国際社会の誕生;国際関係思想の潮流)
第2編 発展―リアリズムと批判者たち(国際関係学の登場;代替理論の模索―リアリズム批判へ)
第3編 転回―グローバル化の海(冷戦後世界から;脱構造主義の諸相)
第4編 射程―21世紀世界へ(国際関係学の政策;国際協力政策―共生型世界の倫理)
著者等紹介
進藤栄一[シンドウエイイチ]
1939年北海道生まれ。1963年京都大学法学部卒業。1968年京都大学大学院法学研究科博士課程修了。専攻は国際政治経済学。現在、筑波大学社会科学系教授(法学博士)
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