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心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 592p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641053694
  • NDC分類 140
  • Cコード C1311

出版社内容情報

心理学とは何か。心理学諸領域の知識や考え方,対象を心理学全体の中に位置づけ,体系的に説明する。専門諸領域に進むうえで必須の基礎知識から最新の研究動向まで,図表をふんだんに使い,徹底的に,丁寧に解説する。

高度に専門的な知識を駆使するために必要な,現代人と現代社会に対する全体的な洞察力を養うための,古典的「教養」の枠を超えた大学テキストです。
 当該分野を専攻する1年生が初めて出会う専門科目の教科書として,また2~4年生が折にふれひもとく基本書として,さらに諸分野の大学院に進む学生にとって必須の新しい教養書として,大学4年間,手元に置いてくりかえしお読みください。

本シリーズの特長
(1)わかりやすく,親しみやすい[平易,明快で興味深い]
(2)懇切丁寧で,独習できる[懇切,丁寧で徹底]
(3)信頼できる,定番となる[標準的かつ新規]
(4)豊富な内容を盛り込む[専門教育に対応]
(5)授業改善など先進事例に学ぶ[技法を開発] 二色刷)
目次
第1部 心の仕組みと働き
 1章 心理学とは何か
 2章 心と脳
 3章 感覚と知覚
 4章 記 憶
 5章 学 習
 6章 言 語
 7章 思 考
第2部 心のダイナミズム
 8章 情 動
 9章 動機づけ
 10章 性 格
 11章 子ども時代の発達
 12章 青年期・成人期の発達
第3部 社会のなかの心
 13章 人間と社会
 14章 社会的認知
 15章 自 己
 16章 社会的影響
 17章 人間関係
 18章 集 団
第4部 心の適応と臨床
 19章 発達の支援
 20章 発達の病理と心理臨床的援助
 21章 ストレスと心理的障害
 22章 カウンセリング
 23章 カウンセリングの実際
 24章 カウンセリング・心理療法と文化

内容説明

心理学とは何か。どの専門諸領域に進むうえでも基礎となる知識・概念から、最新の研究、専門的な知見までをしっかりと結びつけて整理・解説。心の仕組みと働き、心のダイナミズム、社会のなかの心、心の適応と臨床までを、体系的に説明する。心理学諸領域の知識や考え方、対象とする問題を、心理学全体のなかに位置づけた。

目次

第1部 心の仕組みと働き(心理学とは何か;心と脳 ほか)
第2部 心のダイナミズム(情動;動機づけ ほか)
第3部 社会のなかの心(人間と社会;社会的認知 ほか)
第4部 心の適応と臨床(発達の支援;発達の病理と心理臨床的援助 ほか)

著者等紹介

無藤隆[ムトウタカシ]
東京都に生まれる。1972年、東京大学教育学部卒業。1977年、東京大学大学院教育学研究科博士課程中途退学。現在、お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター教授(発達心理学)

森敏昭[モリトシアキ]
福岡県に生まれる。1972年、広島大学教育学部心理学科卒業。1976年、広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中途退学。現在、広島大学大学院教育学研究科教授(認知心理学・教育心理学)。文学博士

遠藤由美[エンドウユミ]
北海道に生まれる。1984年、京都大学教育学部卒業。1989年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。現在、関西大学社会学部教授(社会心理学)。博士(教育学)

玉瀬耕治[タマセコウジ]
兵庫県に生まれる。1965年、奈良学芸大学学芸学部卒業。1966年、奈良学芸大学学芸専攻科修了。現在、奈良教育大学教授(カウンセリング心理学)。教育学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mstr_kk

5
分厚く、武骨な本ですが、心理学の入門書として、最高レベルの本だと思います。網羅性、信頼性の面で、この本以上のものは多分ありません。この本を読まないで「心理学」を云々しようなんて、話にならない、といったレベルだと思います。2019/07/31

Shiki Magata-ma

4
心理学の本を開くとそこには専門的な知識を持ち合わせていない俺でもよくよく考えれば当たり前に思えるようなことも多く書かれている。しかし、我々の大多数は日常に於いてその当然なことを失念する。ここでそれを念頭に置ければ、ある点でかなり優位に立てるのではないか。特に社会心理学の章は一読の価値がある。小説の登場人物の地の文でよく見かけるような人間とは、社会とはどう言うものなのかと言う格言が、ある程度の統計的根拠とともに体系的に網羅されており、各階層のコミュニティの構造を強化し、ときに抗うために役立つのではないか。2017/09/06

MasakiZACKY

4
心理学概論な一冊。ちょくちょく読んでようやく読了。心の仕組みと働き(認知心理学)・心のダイナミズム(発達心理学)・社会のなかの心(社会心理学)・心の適応と臨床(臨床心理学)と4部に分かれている。ひとつひとつはそこまで詳しく載っていないが、非常に幅広い分野と研究を取り上げており勉強になる。丁寧によくまとまっており読みやすい。各章の最後にある練習問題にもしっかり取り組めばぐっと力になるのだろうが、残念ながらそこまでしながらは読めなかった。先生たちが授業などで使う時は役に立つかも。定番となりうる概論書なり。2013/05/23

りけし

2
良い本です。 幅広く網羅されている上に、身近な例が挙げてあってわかりやすいです。有名な海外の教科書たち(ほとんど1万円以上)には手を出し辛いけど、何か1冊持っておきたいという人にはおすすめです。2016/08/26

ゆき

2
概論書。心理学がどんなことに取り組んでいるのか、どんな仮説を立てているのかが簡単にまとめてある。文章が平坦で非常にわかりやすい。分厚いけれどスラスラ読める。ただ、認知心理・発達心理・社会心理・臨床心理が一冊にまとめられているため、個々の議論がやや物足りない。政治学・社会学・社会心理学・文化人類学・医学(脳・神経)・カウンセリングなどの基本的な内容とも範囲がかぶっていたので、個人的には新しい発見がなかった。分冊か分厚くするかして、心理学の独自性を出してもよかったと思う。2016/02/20

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