出版社内容情報
近世の文芸，美術，服飾，あるいは個人的社会観や死生観等，いろいろな価値観に大きな影響を与えた遊女・遊里の存在意義を捉え直す大著。データ多数満載。 目次 「くるわ」の生活 遊里の服飾 遊里勘定帳 名を遺した名妓たち 虚飾の世界 男色の世界【ほか】
目次
序章 花街史をめぐる問題点
第１章 遊女の発生と花街の形成
第２章 京都花街史総説
第３章 近世京都花街の盛衰
第４章 維新後遊廓の変貌
第５章 全国遊里案内
第６章 「くるわ」の風俗
第７章 遊里の服飾
第８章 遊里勘定帳
第９章 名を遺した名妓たち
第１０章 虚飾の世界
附章 男色の世界
資料編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
及川まゆみ
6
基本的に京都が中心の本です。とても詳しいです。索引が大変細かいです。2014/09/14
桃次郎
0
みっちり花街についてが書かれている本。 遊女の名前から遊興費何才で来て何才に辞めてどうしたかまで書いてあることや花街の史料としてすごいと思う。日本の各地についても書いてはあるが大きな花街や西と東の違いの方が多いような。男色も書いてはあるがそちらは「この変態的行為」と書いてあるので考え的には受け付けない人はいそう。私もその言い方は、と思ったので。資料編の花街風俗関係語彙小辞典などは見やすくてそれだけでも欲しいと思うくらいで本を検索したらなかなかのお値段だしそもそも売ってなかったという本。図書館借りです。2019/09/26
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- 和書
- 赤い霧のローレライ
