こうして管楽器はつくられる―設計者が語る「楽器学のすすめ」

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784636971439
  • NDC分類 763.6
  • Cコード C0073

内容説明

発音の原理から設計・製造の舞台裏まで…新しい発見の連続!

目次

管楽器が鳴っている時、楽器の中では何が起こっているか?
開管と閉管の謎
波の正体その1
波の正体その2 定在波と管楽器の振動
管楽器の発音1 発音から楽音へ
管楽器の発音2 金管楽器の発音に影響するもの
管楽器の発音3 木管楽器の発音
管楽器の発音4 木管楽器の発音に影響するもの
管楽器の設計1 管楽器設計へのアプローチ
管楽器の設計2 伝統と設計
管楽器の設計3 金管楽器の加工工程
管楽器の設計4 吸込管と曲管
管楽器の設計5 抜差管に関わる影響と対処
管楽器の設計6 ロータリーバルブ
管楽器の設計7 ピストンバルブ
特別寄稿 その後の管楽器設計事情(VenovaTMの挑戦)

著者等紹介

竹内明彦[タケウチアキヒコ]
慶應義塾大学工学部(現理工学部)計測工学科卒。1970年日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)入社。22年間一貫して管楽器の設計開発に従事。75年よりウィーン仕様のオーボエ、ホルンなどの管楽器群の復元・開発を担当。一方、邦楽家として作曲作品多数。篠笛、小鼓、三味線での多彩な演奏活動も行った。杉原書店より「和の管楽器・打楽器の世界」が発刊されている。大阪芸術大学音楽学科非常勤講師として情報楽器学、リペア演習を担当。2014年5月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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