内容説明
日本を代表するマンボ・ミュージシャン、ＤＪ、作詞・作曲家でありながら、カーデザイナー、マン盆栽家元…と、多才な活動を続けるパラダイス山元は、実はアジアで唯一人の公認サンタクロースだった。これまでベールに包まれていたサンタクロースの笑撃の真実が、今ここに明らかになる。
目次
第１章 公認サンタクロースになった私（真夏の成田空港からデンマークへ向けて出発；機内ももちろんサンタクロースです；僕はどうしてサンタクロースになってしまったのか？ ほか）
第２章 公認サンタクロースの世界（世界の公認サンタクロース分布；なぜデンマークにサンタクロースは集まるの？；公認サンタクロースのお手伝い ほか）
第３章 日本のサンタクロースの意見（サンタクロースニッポン巡礼；サンタクロースの趣味は盆栽；サンタクロースがやってきた！ ほか）
付録 おとなのためのサンタクロースのないしょ話
著者等紹介
パラダイス山元［パラダイスヤマモト］
１９６２年札幌市生まれ。グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース日本代表。マンボミュージシャン、ＤＪ、作詞・作曲家、マン盆栽家元。日本大学芸術学部美術学科（現：デザイン学科）卒業後、自動車会社のカーデザイナーを経て、「東京パノラママンボボーイズ」でメジャーデビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なほこ
7
懇談会で保護者から薦められた一冊。日本で唯一の公認サンタクロースが書いた本。写真たくさん文章もコミカルで面白い。デンマークいいなあ。豊かや。子どもも大人もサンタクロースを認めてて心からクリスマスを楽しんでいるんやろうなあ。日本はクリスマスというイベントこなしてる感がすごい。今日までキラキラクリスマスやったショッピングモールも明日からは門松が飾られるんやで。もっと余裕ある国になってほしいや。2021/12/25
元気伊勢子
5
この本を読んで、豊かさって何かなと考えた。デンマークの人は、サンタクロースに馴染んでいて、家族で公認サンタクロースになっている人もいるそうだ。サンタクロースの裏話も面白い。豊かさとは何かを追求していきたくなった。2020/12/11
くるた
4
グリーンランド国際サンタクロース協会なる組織があるのですね。しかも、厳しい試験の後に“公認”サンタを認定し、毎年真面目に会議も開いているとか。欧米のクリスマスは、日本人のクリスマスと比べて心への根ざし方が全然違うでしょうから、何をもって“本物の”サンタとするか？は置いといて、その存在がものすごーく求められてるってことは伝わってきました。アジア人初の公認サンタとなった著者が、日本人にとっては謎だらけのサンタ界をリアルに案内してくれている本です。サンタクロース、やるなら本気で！ってことですね。面白い。2014/12/11
りんご
2
日本人の"公認サンタクロース"が１人居るらしい、とは聞いていた。認定試験までの道中から既にサンタクロース衣装で、国旗を振りつつ常に笑顔でいなくてはならないらしいということも。そんな公認サンタクロースの書いた本、偶然見かけて何気なく手に取ったのだけれど、思ったより面白かった。試験はメチャクチャに大変だ。福々しいお顔に立派なお腹で、マンボもサンタクロースも天職だと思う。2017/11/29
