ヤマケイ文庫<br> 森の聖者―自然保護の父ジョン・ミューア

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ヤマケイ文庫
森の聖者―自然保護の父ジョン・ミューア

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  • サイズ A6判/ページ数 378p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635047425
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0175

内容説明

「自然保護の父」と呼ばれたジョン・ミューアの、その生い立ちからはじまって国立公園誕生までの生涯を描いた一冊。地球環境がますます悪化していくなかで、ジョン・ミューアの生涯は、それ自体がもうひとつのアメリカ史といわれているほど、その自然哲学が見直されようとしている。著者の加藤則芳氏も、アパラチアン・トレイル、ジョン・ミューア・トレイルなどのロングトレイルを踏破した実績をもつ。

目次

序章 ミューアへの旅はこうしてはじまった
第1章 新天地アメリカへ
第2章 青年ジョン・ミューアの苦悩
第3章 はじめてのシエラネバダ
第4章 ヨセミテ放浪
第5章 山が呼んでいる
第6章 自然保護への視点
第7章 寄り道
第8章 ウイルダネスの聖人
終章 ミューアの遺産

著者等紹介

加藤則芳[カトウノリヨシ]
1949年、埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。角川書店編集部に7年間勤務ののち、八ヶ岳に移住。世界各地を歩き、国内外の自然保護、アウトドア・フィールド、ロングトレイルなどをテーマに執筆活動を続ける。また、日本でのロングトレイル普及に尽力している。『ジョン・ミューア・トレイルを行く』(平凡社)が、1999年度「第8回JTB紀行文学大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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gonta19

62
2013/12/7 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。 2015/4/11〜4/22 アメリカの国立公園制度を現在の形にしたといっても過言ではないジョン・ミューアの評伝。私自身、2005.4~2006.3までシリコンバレーに住んでいたとき、幸いにも計5日間、ヨセミテで過ごすことができた。また、キングスキャニオンやセコイア国立公園にも足を伸ばすことができた。その頃は、今のようなアウトドアが趣味、といえるようなものでは無かったが、素晴らしい自然には圧倒された。そこで、初めてジョン・ミューアの名前を知ったと思う。2015/04/21

Sakie

14
ジョン・ミューアの伝記。ミューアの書いた文章は和訳が少なく、また代表的な和訳本も絶版になっているので読むことは難しいかもしれない。いずれ、この本は彼や当時のアメリカのことを知るのによかった。シエラネバダのジョン・ミューア・トレイルは本人が発案したものではない。しかし過度に舗装されることもなく、商業化されてもなく、ミューアの精神を感じ取るためには素敵な場所みたいだ。自然礼賛と巡礼の匂いがする。アメリカ人はこんな場所を生むこともできるのだな。いつか行きたいが、常人が全て歩き通すには1か月かかるとのこと。 2019/08/29

ひと

10
読了まで時間がかかったが、きかっけは映画「ロング・トレイル」だった気がする。日本のロング・トレイルの第一人者で、ALSで亡くなった加藤則芳氏によるジョン・ミューア伝。自ら自然を愛し、ジョン・ミューア・トレイルも走破している著者ならではのリスペクトが感じられた。ここまで自然にどっぷり浸かるのは難しそうだけれど、せっかく地球に生まれたのだから、もう少し踏み込んでみたい気はする。ヨセミテ公園は気になってはいるが行けていないので、次回こそ米国の自然に触れてみたい。2023/05/09

yamakujira

7
「自然保護の父」「国立公園の父」「ウイルダネスの父」などと賞されながら、日本では知名度の低いジョン・ミューアの伝記。シエラレオネのトレイルを踏破したり、セコイア国立公園を訪ねたりして、彼の足跡に触れた著者が書くことで、ミューアが愛した原生自然の雰囲気が伝わってくる気がする。日本が明治維新や日露戦争を経験している時代に自然保護思想を提示した先見性だけでなく、森に涵養林の機能を見出して訴える論理性にも驚く。自然保護は政治活動でもあるって、開発と保護の天秤は100年経っても変わらないんだなぁ。 (★★★☆☆)2019/05/14

Gasse

4
「環境保護の父」、「ウィルダネスの聖人」、現代における自然・環境保護活動のパイオニア、ジョン・ミューアの生涯を追った伝記。本国アメリカでは非常によく知られたナチュラリストであるそうだが、日本ではあまり知られていない。とにかく、彼の生き方に魅了される。少年時代にスコットランドからアメリカへ移住し、宗教的に厳格な父に反発して家を出て、放浪の果てにヨセミテの豊かな自然に出会い、見せられたミューア。急激な経済発展の代償に、失われていく豊かな自然を守るために尽力した一人の人間のドラマ。2018/01/28

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