内容説明
豊富な図版一味違う日本通史。20年ぶりに全面改訂。日本史学習の決定版!!真の「国際化」「国際人」になるために、今、自国の歴史を正しく認識しよう。本書はそのための一冊として充分要望に応えるものである。
目次
第1部 原始・古代(日本文化のあけぼの;律令国家の形成;貴族政治と国風文化)
第2部 中世(武家社会の成立;武家社会の成長)
第3部 近世(幕藩体制の確立;幕藩体制の展開;幕藩体制の動揺)
第4部 近代・現代(近代国家の成立;近代日本とアジア;戦後日本の出発 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北六
1
古代に農業の始まりで食糧事情が安定し定住するようになる反面,貧富や身分の差も生まれてしまう.中世からの大陸文化を取り込む力は,近代の西洋化(と日本文化の融合)にも通じる力強さを感じる.明治維新以降は歴史資料が多く残っているためか,記述がより具体的で人物の心持ちが垣間見えることもあり面白い.近代では大戦にいたる背景や,戦後の日本を再興していく政策を意識しながら読み進めた.2012/05/06
HITO
0
詳説世界史研究に引き続き,流し読み。山川の高校日本史Bをめちゃくちゃ濃くした内容。相変わらず,とてつもない情報量。ただ何度読んでも面白い。せっかく買ったなら,読まなきゃ損損。2015/12/28
寺内町亭小天狗
0
日本国家の在り方を学ぶには、基礎的な成り立ちを学び必要がある。最初は、この本から勉強してみるのもよい。大学入試で「日本史」を選択する方は、お薦めです。