出版社内容情報
マルチエージェントの集合行為やそれがもたらす現象の性質を複雑系の観点から扱う.
■目次 エージェントの合理的な行為/連続的な相互依存行為/離散的な相互依存行為/相互作用行為としての知識取引/集合行為の非合理性/動的な相互作用と複雑系/複雑な相互作用と複雑系/複雑系と創発的知能/ほか
内容説明
多数の自立した主体(エージェント)の振る舞いは、どのようにして有効な集合的行為に成長するのだろうか。本書では、人工知能、ゲーム理論、意思決定理論、経済学、経営学などの諸分野から題材を取得し、複雑系の立場からそのメカニズムを追求する。
目次
第1章 マルチエージェント論
第2章 エージェントの合理的な行為
第3章 連続的な相互依存行為
第4章 集合行為の操作
第5章 集合行為の自己組織化
第6章 離散的な相互依存行為
第7章 相互作用行為としての知識取引
第8章 マルチエージェントの非合理性
第9章 動的な相互作用と複雑系
第10章 集合的な相互作用と複雑系
第11章 複雑系と創発的知能