出版社内容情報
15歳でハーバード大学に入学した天才マイロ・ベックマンが語る、数学の本質がわかるストーリー
「形はいくつある?」
「無限大より大きいものは?」
「普遍的な推論ルールは存在する?」
これらの素朴な疑問に答えながら、抽象的でイメージしづらい〈トポロジー〉〈解析学〉〈代数学〉の世界を説き明かしていきます。
最後は、抽象数学と実世界を結び付けて、「数学でできているかもしれない世界」について考え、締めくくります。
「数式なし」で明快かつ軽やかに語られる本書は、数学好きはもちろん、数学から離れて久しい方も、読めば虜になる一冊です。
[原著]Math Without Numbers(Dutton,2021)
「深遠な数学の話題に分け入り、数学者がどのように考えるかを提示している。完璧に読みやすい文章で」
――ニューヨーク・タイムズ紙
「数学の世界と現実の世界とを巡る、気軽で楽しく素敵な旅。みんな読むべきだ。そう、あなたが数学者でも」
――イアン・スチュアート(『世界を支えるすごい数学』著者)
内容説明
「形はいくつある?」「無限大より大きいものは?」「普遍的な推論ルールは存在する?」15歳でハーバード大学へ入学した天才が、数学の本質をやさしく語る。きっとだれかに話したくなる。
目次
トポロジー(形・多様体・次元)
解析(無限大・連続体・写像)
代数(抽象・構造・推論)
基礎論(ある対話)
モデリング(モデル・オートマトン・科学)
著者等紹介
ベックマン,マイロ[ベックマン,マイロ] [Beckman,Milo]
幼い頃から数学のとりこになる。1995年にマンハッタンで生まれ、8歳のときにスタイヴェサント高校で数学の授業を受け始め、13歳のときにはニューヨーク市の数学チームのキャプテンを務めた。15歳でハーバード大学に入学し、コロンビア大学に進学、その後テック企業や銀行などで働いていたが、19歳で辞め、ニューヨーク、中国、ブラジルで数学を教えながら、本書を執筆した
松井信彦[マツイノブヒコ]
翻訳家。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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