出版社内容情報
高校生が学ぶ古文学習に最適。必要十分な2万語を精選。重要語600は赤刷り。紛らわしい同形異種語の識別には、本文中に青枠で比較して掲出。助動詞一覧の別冊付録もついた軽便な古語辞典の決定版。
内容説明
この辞典には、上代から近世に至る主要古典中から抽出した、使用度の高い二万以上の言葉が、約一万三千項目にまとめて収められている。そして、その内容は、一般語彙・助詞・助動詞・接頭語・接尾語・連語・枕詞、さらに主要地名・文学用語・仏教用語などに及んでいる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katasima
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今出ている多くの古語辞典に比べて小ぶりで薄く、一見頼りない印象を与えてしまうかも知れない。 70年代に「詳解古語辞典」として刊行されたあと「新訂詳解古語辞典」「最新詳解古語辞典」と増補改訂が行われ、二色刷りになり、コラムが入り、別冊付録として助動詞一覧表が付くなど使い勝手も向上しているのだけれど、今流行りの全訳タイプではないし地味に見えてしまうのだろうね。 でもこの辞書の語釈を読むと、編者の佐藤定義氏は只者ではないなと思ってしまう。まさに配慮の行き届いた丁寧な語釈が光る。2019/03/01