こども論語塾―親子で楽しむ

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  • サイズ B5判/ページ数 61p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784625664083
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C8098

内容説明

『論語』全体約五百章から、短くわかりやすい言葉二十章を選び出した、『論語』の入り口に立つ入門の書。そのどれをとってみても、だれの心にもひびく内容が融かしこまれている。

目次

1 「学ぶ」とはどういうことでしょう(昔の人の教えを大切にする―子曰わく、「故きを温ねて新しきを知れば、以って師と為るべし。」;自分なりの考えを持つ―子曰く、「学びて思わざれば、則ち罔し。思いて学ばざれば、則ち殆し。」 ほか)
2 どのように毎日を過ごしたらよいのでしょう(今日の自分をふりかえってみる―曾子曰わく、「吾日に吾が身を三省す。“人の為に謀りて、忠ならざるか。朋友と交わりて信ならざるか。習わざるを伝えしか。”」;相手から理解されるより、相手のことを理解する―子曰わく、「人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患う。」 ほか)
3 いちばん大切なもの、それは「仁(思いやり)」です(うわべだけの言葉は、心に届かない―子曰わく、「巧言令色、鮮し仁。」;わかり合える仲間は、きっといる―子曰わく、「徳は孤ならず、必ず隣有り。」 ほか)
4 理想の人=君子とは、どんな人なのでしょう(「それは正しいことだろうか」と、自分で自分に問いかける―子曰わく、「君子は義に喩り、小人は利に喩る。」;100の言葉より、1の行動―子曰わく、「君子は言に訥して、行に敏ならんことを欲す。」 ほか)

著者等紹介

安岡定子[ヤスオカサダコ]
本名:溝本定子。1960年生まれ。二松学舎大学文学部中国文学科卒業。東京都文京区で開催している「文の京こども論語塾」等の論語教室で講師をつとめる。(財)郷学研修所安岡正篤記念館職員。陽明学者・安岡正篤の次男正泰の長女

田部井文雄[タベイフミオ]
1929年生まれ。東京教育大学大学院修士課程修了。都留文科大学教授、千葉大学教授を経て、現在、湯島聖堂斯文会常務理事。若い頃から『大漢和辞典』をはじめとする漢和辞典・高校教科書などの編集に携わり、NHKラジオ・テレビの放送なども担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

53
こどもが論語を素読する「論語塾」があるのですね。かっこいい。そこで講師をしている方の本です。こどもが理解出来るように解説してあって、大人が読んでも面白かったです。「学びて思わざれば、則ち罔し。〜」を「どんなに本をたくさん読んでも、先生からいろいろなことを教えていただいても、自分できちんと考えてみなければ、本当の力にはなりませんね。〜」とこどもに語りかけています。耳が痛い。読みたいし、学びたいし、考えたいし、行動したい。まあ、いま恋愛ものばかり読んでるんですけどね。2016/02/25

takaC

19
右ページ後半の和訳と、左ページの解説がコドモ向けなんでしょうね。とりあえず大人は、書き下し文だけ読んでも十分味わえる。2011/06/26

ルル

15
優しく易しく説いてくれます(o^^o)2021/05/18

苺***

15
楽しくよく学ぶこと、よい友を持つこと、理想的な人間を目指すことを分かり易い言葉で説いてくださっています。子供に毎日音読させようと思っています。きっと言葉の意味を深く理解し、自信を持ってくれる事と思います。2014/07/26

ぱんにゃー

14
子供向けの解説が良いです。難しい事もやさしく説明できる親になりたいと思いました。2013/01/22

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