闘いなき戦い―ドイツにおける二つの独裁下での早すぎる自伝

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闘いなき戦い―ドイツにおける二つの独裁下での早すぎる自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 381,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784624700744
  • NDC分類 942
  • Cコード C0074

出版社内容情報

〔ドイツにおける二つの独裁下での早すぎる自伝〕旧東独に生まれナチと社会主義の二つの独裁下に生きた劇作家が、自作に即しながら複雑怪奇な歴史や芸術に語り及ぶ衝撃的発言集。

目次

エッペンドルフ、ブロインスドルフでの幼年時代、一九二九~三九年
ヴァーレン/ミューリッツ、一九三九年~
戦争中、一九四四年
戦後のヴァーレン、一九四五~四七年
ザクセンへの帰還、フランケンベルク、一九四七~五一年
ベルリンでの最初の年月、一九五一年~
一九五三年六月一七日
『賃金を迎える者』
『移住者』事件、一九六一年
『ピロクテーテス』
『建設』、一九六四年
『僭王オイディプス』、一九六六年
権力と栄光
ブレヒト
『地平線』/『森の劇』、一九六八年
東ベルリンでの演劇活動、七〇年代
エルンスト・ユンガー
USA(アメリカ合衆国)
書くこととモラル
『ハムレットマシーン』、一九七七年
『指令』、一九八〇年
ソ連、東欧圏
フランスその他
『ファッツァーマテリアル』、一九七八年、『カルテット』、一九八一年
『メディアマテリアル』
『解剖タイタス ローマの没落』
ロバート・ウィルソン/友人たち
映画、造詣芸術、音楽
『ヴォロコラムスク幹線路』、一九八五~八七年
ある国家への追想―後書きにかえて

著者等紹介

谷川道子[タニガワミチコ]
1946年生まれ。東京大学文学部卒。現在東京外国語大学教授。ドイツ文学・ドイツ演劇

石田雄一[イシダユウイチ]
1964年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在中央大学教授。西欧文化史

本田雅也[ホンダマサヤ]
1964年生まれ。東京外国語大学大学院博士課程単位取得退学。ドイツ文学専攻

一條亮子[イチジョウリョウコ]
1966年生まれ。愛知県立大学外国語学部准教授。論文に「想起の詠唱―ハイナー・ミュラーとロバート・ウィルソン」など。現姓・四ツ谷(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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e.s.

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DDRにいることは、なによりもまず、ある素材の中にいることだった/ユンガーはとても華奢な老人で、実に軽やかに動くのです/芸術は恐らくまた、ドゥルーズとガタリがカフカについて書いた本で用いたような意味での「動物化」の試みでもあるのでしょう/DDRに別れを告げるのは私には簡単なことではありませんでしたから。突然に敵がいなくなり、権力が消滅し、真空状態の中で自分が自分の敵になっていく/ひょっとしたらDDRという国家が非現実の存在だったからこそ、芸術家や知識人の心を捉えて放さなかったのかもしれない2015/06/22

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