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山に棲む―民俗誌序章

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  • サイズ A5判/ページ数 380,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784624200671
  • NDC分類 382.184
  • Cコード C0039

出版社内容情報

〔民俗誌序章〕山間への定住という営為はどのような暮らしの仕組みを作りあげてきたか。古代官道が通り長宗我部地検帳にも記される土佐山中の焼畑のむらの民俗誌。写真約400枚。

目次

古代官道の谷
むらと共有山
対岸の桜
焼山の夏
山の水田
風に鳴る尾根
正月を迎える
屋根を葺く
変化のなかで
伝承者の時代〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西野西狸

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所謂学術的な本ではなく、作者がフィールドワークに入った四国の村の報告書のようなもので読みやすかった。焼畑などの今ではほとんど見られないものの方法などが載っており、非常に面白かった。又、明治時代まで木地師、昭和二十年代まで鵜匠がいたらしく、つい最近までこのような流浪の人たちがいたのだと改めて思った。本書は江戸から明治、大正、昭和の村の変遷が描かれており、高速道路の建設や若者の流出などの現在につながる問題なども書かれていて、1995年と少し古いが、今でも為になると思う。2014/12/05

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