白バラは散らず - ドイツの良心ショル兄妹 (改訳版)

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白バラは散らず - ドイツの良心ショル兄妹 (改訳版)

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  • サイズ B6判/ページ数 162p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784624110130
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0022

出版社内容情報

〔ドイツの良心 ショル兄妹〕ナチズムの嵐の吹き荒れる40年代のドイツで戦争と権力への必死の抵抗を試み、そして処刑されていった学生・教授グループの英雄的闘いの記録である。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

22
ナチスによる支配の中で大多数の人間がその時代の潮流に呑まれていく時代に非暴力を掲げてそれに抵抗した白バラ運動。その中心にありゲシュタポに拘束され処刑されたショル兄妹について。平和な時代にファッションとして薄っぺらい言葉で自由を語ることや政治に対して空虚な反発することは容易い。でも自身の(そして愛する相手の)生命を危険に晒してでも真に危うい場面で立ち向かえる人間って一体どれくらい存在しているんだろう。こうした流れの中で生まれていたとしたら自分はどう生きたのだろうかと考えてしまいます。2020/05/28

フム

18
1964年初刊。1953年、訳者がミュンヘン大学を歩いていると「ショル兄弟広場」という標札に気づいた。白ばら抵抗運動で処刑された兄弟である。その後ハンブルグ大学の図書館で「白ばら」と題された本を発見し訳されることとなった。独裁国家の暴力が荒れ狂い、人々が身を潜めて生き延びた時代に、何の組織にも属さない無力な学生が命をかけて抵抗した。その事に感嘆する。副題に「ドイツの良心 ショル兄弟」とある。ナチの暴政にほとんどの人が萎縮するしかない時代に良心の存在が確かにあったことを知ることは貴重なことである。2018/07/20

まふ

17
南ドイツバイエルン地方のウルムという小さな町で育ったハンス・ショルとゾフィー・ショルという大学生兄妹がナチスの非人道的な一方的思い上がりの人種政策を進めていたことに反発し、仲間の3人とともにナチス、ヒットラー弾劾の「白バラ」という新聞を発行しミュンヘン大学等にばらまき、それが発覚して裁判にかけられ死刑となる。それを姉のインゲが記録にとどめて記したのが本書。強い信念に基づいた行動であったためかオドオドとせず堂々と死刑を受容するところがえらい。ドイツ人から見たナチの気違い沙汰の受け止め方がよくわかった。2022/02/25

ruruti

13
【アンネとお茶をーアンネ・フランク・ブッククラブ】白バラは、大学1年の時、授業でレポートの課題でした。あの時も大学生の子供を持つ今も彼らの勇気に頭が下がるばかりです。彼らの父親にも頭が下がります。勇気のない一般民としては、間違った独裁者を出さないような、政治が変な方向に行かないような教育が国内的にも国際的にも必要だと思います。2014/03/08

リュウジ

11
★3戦闘的レジスタンスでなく、なぜ反戦ビラだったのか?そのビラで何をしようと考えたのか?知りたかったのはそこ。決断の時はレニングラード戦の1942年。医学生の兄は医者として参戦。戦場とユダヤ人の惨状。「戦場で命を賭けるなら、違うことに命を懸けてもいいのではないか」。その思いで腑に落ちた。ビラに記したのは国民を目覚めさせ、サボタージュを煽ること。上手くいかないかもしれない。それでも心の中の正義心には背かない。「それでも地球は回っている」のガリレオ、殺されても「信じるものを捨てない」隠れキリシタンを思い出す。2024/01/18

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