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シリーズ・人と文化の探究
幕末のフランス外交官―初代駐日公使ベルクール

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  • サイズ A5判/ページ数 361,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623051823
  • NDC分類 210.59
  • Cコード C3321

内容説明

ペリー来航以降、次々と日本にやってきた西洋諸国の代表は、幕府側といかなる交渉をし、また日本をどのように見ていたのか。本書では、江戸末期の幕府当局を間近に観察できる特別の立場にいた、初代駐日フランス公使ギュスターヴ・デュシェーヌ・ド・ベルクールの外交書簡を読み解く。日仏交流百五十周年記念出版。

目次

第1章 日仏修好通商条約―一八五八~一八五九年(初代駐日公使ベルクールの着任;条約締結時の日本 ほか)
第2章 条約不履行―一八五九~一八六二年(外国人の安全;米国公使館員ヒュースケン殺害事件 ほか)
第3章 攘夷論猖獗と開港・開市延期交渉―一八六二~一八六三年(日仏約定書署名;将軍後見役の任命 ほか)
第4章 イギリスの最後通牒と外国人退去令―一八六三年(イギリスの最後通牒;一触即発の危機 ほか)
第5章 小笠原「率兵上京」と横浜鎖港―一八六三~一八六四年(傭船問題;下関海峡封鎖 ほか)

著者等紹介

コルナイユ,アラン[コルナイユ,アラン][Cornaille,Alain Henri F´elicien]
1933年生まれ。東洋語学校日本語科卒業。1961年フランス外務省入省。1961~63、66~68年、駐日フランス大使館勤務。本省および各地勤務を経て、1991~95年駐ヤウンデ総領事

矢田部厚彦[ヤタベアツヒコ]
1929年生まれ。1952年東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省入省。1994年駐フランス大使を最後に退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。