出版社内容情報
【内容】
ジェンダー化されたセクシュアリティが人生をきめる――
「女性問題」「男性問題」の視点による諸制度への提言。
男女共同参画社会基本法が制定され、実質的な男女平等の実現が政策課題になっている。しかし社会規範である制度は、性別分業意識でジェンダー化されていると言わざるを得ない。本書では、その諸制度をジェンダー問題解消の視点から検討し、そのあるべき姿を再構築するための提言を試みている。だれもがジェンダーにとらわれずに暮らせるように願って。
【目次】
はじめに
1 第三期のフェミニズム
2 性と生殖に関する健康と権利
(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)
3 家族の変容
4 主婦論争半世紀の再考
5 職場のジェンダーとセクシュアリティ
6 高齢社会におけるジェンダー
7 女性に対する暴力防止への動き
8 性の表現
9 学校教育のなかの性
10 性差別のない社会構築への取組
巻末資料
1 女子差別撤廃条約
2 男女共同参画社会基本法
3 母体保護法
4 売春防止法
5 男女雇用機会均等法
6 パートタイム労働法
7 DV防止法
8 ストーカー規制法
索引
内容説明
男女共同参画社会基本法が制定され、実質的な男女平等の実現が政策課題になっている。しかし社会規範である制度は、性別分業意識でジェンダー化されていると言わざるを得ない。本書では、その諸制度をジェンダー問題解消の視点から検討し、そのあるべき姿を再構築するための提言を試みている。
目次
第1章 第三期のフェミニズム
第2章 性と生殖に関する健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)
第3章 家族の変容
第4章 主婦論争半世紀の再考
第5章 職場のジェンダーとセクシュアリティ
第6章 高齢社会におけるジェンダー
第7章 女性に対する暴力防止への動き
第8章 性の表現
第9章 学校教育のなかの性
第10章 性差別のない社会構築への取組
著者等紹介
小松満貴子[コマツマキコ]
1933年生まれ。元武庫川女子大学教授。ジェンダーと制度研究室主宰
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