出版社内容情報
【内容】
中国文明の発祥から、現代に至るまでの壮大な歴史を描出し、まとめ上げた通史。「西洋衝撃」に対応する中国側の受動的側面だけでなく、その自律的要素をこそ重視すべきとして分析・研究を重ねた大著の完全訳。
【目次】
序論 中国史理解への研究方法
第1部 皇帝独裁政治の勃興と衰退
第1章 起源-考古学の発見
第2章 最初の統一-国家儒教
第3章 仏教の時代における統一
第4章 中国の最も偉大な時代-北宋と南宋
第5章 宋代中国と内陸アジアの逆説
第6章 明朝の政治
第7章 清朝成功の歴史
第2部 後期中華帝国 一六〇〇~一九一一年
第8章 発展を欠いた成長という逆説
第9章 国境の不安定と中国の開国
第10章 反乱と復興
第11章 初期の近代化と清朝権力の衰退
第12章 共和革命 一九〇一~一九一六年
第3部 中華民国 一九一二~一九四九年
第13章 中国人市民社会の探求
第14章 国民革命と南京政府
第15章 中国共産党の再登場
第16章 抗日戦争 一九三七~一九四五年
第17章 内戦と台湾の国民党
第4部 中華人民共和国 一九四九~一九九一年
第18章 国家と地方への支配の確立
第19章 大躍進 一九五八~一九六〇年
第20章 文化大革命 一九六六~一九七六年
第21章 鄧小平の改革 一九七八~一九八八年
結び
内容説明
中国文明の発祥から、現代に至るまでの壮大な歴史を描出し、まとめ上げた通史。「西洋衝撃」に対応する中国側の受動的側面だけでなく、その自律的要素をこそ重視すべきとして分析・研究を重ねた大著の完全訳。
目次
第1部 皇帝独裁政治の勃興と衰退(起源―考古学の発見;最初の統一―国家儒教;仏教の時代における統一 ほか)
第2部 後期中華帝国 1600~1911年(発展を欠いた成長という逆説;国境の不安定と中国の開国;反乱と復興 ほか)
第3部 中華民国 1912~1949年(中国人市民社会の探求;国民革命と南京政府;中国共産党の再登場 ほか)