出版社内容情報
-目次-
Ⅰ ここにあるもの/黒のマジック/文豪/黙読の山/二人/力のかぎり/可能性/世の中の世界/美しい砂/高見順/チチチ/第三の書評/白鳥・内藤・桑原/文芸時評の百年/知らない思い出/「参考資料」のうたについて/結論の文学/宝物/コゼットは小雪/小さい日記
Ⅱ 青年の海/蛙のことば/隣りの瞳/砲弾/強い線/国語をめぐる12章/先生の課題/南方通信/通らない道/ガラスの窓/ブッツァーティ/都市と人物/飛躍/葛西善蔵と人びと/固い手紙/作品の一年
Ⅲ 挿絵の動き/詩集の卵/すこしだけ、まわりとちがう/目覚めたころ/光景の心/うしろの価値/再会/破格の風景/文庫の新世界/リストの冬/伊藤整/発表の場/三冊/作品集/国際交流の流行/箱根山から目薬/題名の内容/目のなかを通る/回覧板/おもかげ/いつまでも休息/読書
Ⅳ
あとがき
内容説明
「批評は重いことばで書かれる必要はない。適切な記述こそが、重みをもつのだ」発見の喜びと、本への愛情。なればこその疑問や批判。二年ぶりのエッセイ集。
目次
ここにあるもの
黒のマジック
文豪
黙読の山
二人
力のかぎり
可能性
世の中の世界
美しい砂
高見順〔ほか〕
著者等紹介
荒川洋治[アラカワヨウジ]
1949年福井県生まれ。現代詩作家。1972年早稲田大学第一文学部卒業。詩集『水駅』(1975、書紀書林・第26回H氏賞)『渡世』(1997、筑摩書房・第28回高見順賞)『空中の茱萸』(1999、思潮社・第51回読売文学賞)『心理』(2005、みすず書房・第13回萩原朔太郎賞)、評論・エッセイ集『忘れられる過去』(2003、みすず書房・第20回講談社エッセイ賞)『文芸時評という感想』(2005、四月社・第5回小林秀雄賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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