出版社内容情報
【著者紹介】(やまもと・よしたか)
1941年、大阪に生まれる。1964年、東京大学理学部物理学科卒業。同大学大学院博士課程中退。現在 学校法人駿台予備学校勤務。著書『知性の叛乱』(前衛社、1969)、『重力と力学的世界――古典としての古典力学』(現代数学社、1981)、『熱学思想の史的展開――熱とエントロピー』(現代数学社、1987)、『古典力学の形成――ニュートンからラグランジュへ』(日本評論社、1997)、『解析力学』I・II(共著、朝倉書店、1998)、『磁力と重力の発見』全3巻(みすず書房、2003、パピルス賞・毎日出版文化賞・大佛次郎賞受賞)。編訳書『ニールス・ボーア論文集1 因果性と相補性』『ニールス・ボーア論文集2 量子力学の誕生』(岩波文庫、1999-2000)、『物理学者ランダウ――スターリン体制への叛逆』(共編訳、みすず書房、2004)。訳書 カッシーラー『アインシュタインの相対性理論』(河出書房新社、1976、改訂版、1996)、同『実体概念と関数概念』(みすず書房、1979)、同『現代物理学における決定論と非決定論』(学術書房、1994)、同『認識問題4 ヘーゲルの死から現代まで』(共訳、みすず書房、1996)ほか。
内容説明
文書偏重から経験重視へ、ラテン語から俗語による出版へ。技術者・商人・外科医・芸術家たちの実践と17世紀科学革命の関係を明し、その時代と可能性を映す。
目次
第6章 軍事革命と機械学・力学の勃興
第7章 天文学・地理学と研究の組織化
第8章 一六世紀後半のイングランド
第9章 一六世紀ヨーロッパの言語革命
第10章 一六世紀文化革命と一七世紀科学革命
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
ベイス
zirou1984
人生ゴルディアス
roughfractus02