内容説明
テロと対テロ、どちらの暴力も否定するグローバルな公共圏が、アメリカのヘゲモニーに対抗する。サイードやチョムスキーに連なる、9・11以後の批判理論。
目次
第1章 グローバルな公共圏?
第2章 批判理論とイスラム主義
第3章 グローバルな対抗文化?
第4章 監視テクノロジーの時代のアート
第5章 グローバルな左翼はありうるか?
第6章 インタヴュー
著者等紹介
バック=モース,スーザン[バックモース,スーザン][Buck‐Morss,Susan]
コーネル大学政治学部政治哲学/社会理論教授、映像学主任。専門は批判理論(フェミニズム、フランクフルト学派、マルクス主義、ポストコロニアリズム、ポストモダニズム、精神分析)、文学および視覚文化理論
村山敏勝[ムラヤマトシカツ]
1967年生まれ。1994年、筑波大学文芸言語研究科博士課程中退。2005年、筑波大学人文社会学研究科博士号取得。成蹊大学文学部助教授。英文学専攻
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