自然詩の系譜―20世紀ドイツ詩の水脈

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  • サイズ A5判/ページ数 434,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622070986
  • NDC分類 941
  • Cコード C1098

内容説明

激動と抑圧の時代に自然詩の精神を守りぬいた詩人たち。時代と切り結ぶ徴としての自然形象に、文明社会の危機を読み取ってきたレルケ、レーマンからツェラーンへ、現代詩の隠れた水脈を探る。

目次

第1部 一九四五年以前の自然詩―あるいは国内亡命の生き方(オスカー・レルケ(一八八四‐一九四一)
ヴィルヘルム・レーマン(一八八二‐一九六八)
『コロンネ』周辺の詩人たち
ドロステ、メーリケ、レーナウについて)
第2部 一九四五年以後の自然詩―あるいは自然による歴史の見直し(ペーター・フーヘル(一九〇三‐一九八一)
ヨハネス・ボブロフスキー(一九一七‐一九六五)
ザーラ・キルシュ(一九三五‐)
パウル・ツェラーン(一九二〇‐一九七〇)
その他の詩人たち)

著者等紹介

神品芳夫[コウシナヨシオ]
1931年東京都生まれ。東京大学大学院独語独文学専攻博士課程修了。東京大学教授、明治大学教授を歴任。現在はフリー
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