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朝永振一郎著作集〈7〉物理学とは何だろうか (新装)

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622051176
  • NDC分類 420.8
  • Cコード C1340

目次

ケプラーの模索と発見
ガリレオの実験と論証
ニュートンの打ち立てた記念碑
科学と教会
錬金術から化学へ
技術の進歩と物理学
ワットの発明
火の動力についての省察
熱の科学の確立
近代原子論の成立
熱と分子
熱の分子運動論完成の苦しみ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

早月

2
物理化学の先生に薦められ、その日うちに古本屋で見つけて。16世紀から19世紀ごろまでの物理学者の取組みを紹介する本です。三章立てで、一章ではケプラー、ガリレオ、ニュートンによる物理学の成立が、ニ・三章では蒸気機関に発する熱力学とそこへの確率論の持ち込みについてが述べられます。付録解説 (伊藤大介) でも言及されていますが、本文後半「ボルツマンの心情を察しながら考えてみたいと思います」(p.267) に続く文章には著者の「自ら発見の苦しみを体験した人」(p.367) らしさが特に表れていて、印象的でした。2019/10/14

すし

0
物理学がどのような経緯でうまれてきたのかがわかりやすく時系列でまとめられている。プトレマイオス、ケプラーやニュートンを境にしてこれまで頭のなかだけで考えられてきたものを実験をよりどころにして証明するという流れを作った。また、物理学とは自然に隠されている規則を数学という言葉で解き明かすものだと。人々の好奇心の賜物であることがよくわかる。2016/07/01

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