出版社内容情報
両親の家系から謎めいた事故死まで、多くの伝記素を収集して記号のモラリストを描いた初の伝記。
内容説明
『零度』から『明るい部屋』へ、両親の家系から謎めいた事故死まで、多くの伝記素を収集して、バルトの隠された物語・歴史を詳細にたどった、初めての刺戟的な伝記。
目次
1 戦争遺児
2 小さな紳士
3 二つの講和条約のあいだ
4 パリ‐ブカレスト
5 アレクサンドリアから『零度のエクリチュール』へ
6 演劇の時代
7 ついに高等研究院へ
8 構造は街頭デモに加わらない
9 「テル・ケル」誌の周辺
10 コレージュ・ド・フランス
11 形容しがたい、特質=価値のない生
12 死後