出版社内容情報
現代日本の芸術の全頒野を横断して、そのオリジンに屹立する瀧口の、半世紀をこえる全仕事を集成。 ジャーナリズムに疑問を抱いた瀧口が、個人に宛てた詩的形式で綴った短文の集大成。図版多数。
目次
瑛九へ
ロジェ・ヴァン・エック氏は…
杉村恒氏は日本画から写真の世界に…
写真は光線の言語だと…
靉嘔君は純粋に戦後派の画家…
河原温「物置小屋の中の出来事」
写真というメカニズムを通して
この画家が生活し、仕事をしているのはどこか?…
冬の仕事場
PCLの想い出
記号について
ひとりの奇妙な画家が
もう一つの画法
けれども人工衛星はまわっている〔ほか〕