出版社内容情報
最新のパラダイムへの初の入門書。伝統的な学問領域の枠を破り、新しい自然観・世界観を提示。
内容説明
本書は、分子のレベル、生物システムのレベル、さらには社会システムのレベル、のしずれのレベルにおいてであろうと、複雑性を探究するために最近の数十年間に考案された諸方法に対する手短かな導入を提供するものである。
目次
プロローグ 転換の時代における科学
第１章 自然界における複雑性
第２章 複雑性の用語
第３章 動力学系と複雑性
第４章 乱雑性と複雑性
第５章 複雑性の統一理論に向けて
第６章 複雑性と知識の移動
付録（線形安定性解析；分岐解析；非可積分保存系における共鳴運動の摂動；時系列データから複雑系の動力学を再構築すること：気候変動への応用；原始の不可逆過程）
