読書日記

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622011392
  • NDC分類 904
  • Cコード C1098

出版社内容情報

広大な文学宇宙を自在に歩行し、新鮮な発見と深い思索、読書の悦びを伝える偉大な批評家の肉声。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フリウリ

5
積読本。第二次世界大戦後におけるドイツ文学の状況、また外国文学の翻訳状況を背景に、例えば、英国において数々出版されている文学史の書籍への憧憬や、ドイツ文学の黄金時代(1770-1830と言っている)の経験が生かされないことへの嘆きなどが、綴られています。また、ドイツの昔の文人の逸話もおもしろく、やっぱりゲーテは偉大と再認識しました。クルティウスさんはいうまでもなく、とてつもない博識なので、内容を理解できたかどうかはあやしいですが、少なくとももっと本を読みたい、という気持ちになりました。文庫化希望。82024/02/02

ちあき

1
大著『ヨーロッパ文学とラテン中世』で知られる批評家のエッセイ集。日付がしるされたメモではなく推敲を重ねられた文章。粗削りな思考の原石が読みとれるような本ではない。タイトルはやや不親切か。ただし、興味深く読める本だとは思う。付録として『危機に立つドイツ精神』から二つの文章が抜粋されていて、こちらも非常におもしろかった。文学研究プロパーの人より、思想史や社会学に興味がある人こそおすすめかもしれない。2009/05/19

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