内容説明
星雲・星団を探すのに必要な星図や写真を盛り込んだガイドブック。双眼鏡の選び方や使い方まで、初心者にもすぐに役立つ情報を掲載。
目次
1章 双眼鏡を使う
2章 太陽系の天体をみる
3章 星雲・星団をたずねる(春の星雲・星団;夏の星雲・星団;秋の星雲・星団;冬の星雲・星団)
4章 南天の星雲・星団をみる(南天の星ぼし)
5章 双眼鏡を選ぶ
著者等紹介
白尾元理[シラオモトマロ]
写真家・サイエンスライター。1953年東京浅草生まれ。1976年東北大学理学部卒業。大学・大学院では地質学・火山学を専攻。1986年の伊豆大島噴火をきっかけに写真家を志す。現在は、地形、地質、天体(月、星景)などの写真を撮影・解説している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えも
12
図書館で見つけた双眼鏡用の天体観測ガイド。星雲・星団を中心に視野(見えるイメージ)と探し方が書かれていて便利そう。すぐにでも双眼鏡と三脚を持って外に出たくなりました。(でも寒いので実行せずw)■この本は買おう!2013/12/05
やもち
2
長男(小1)を出しにして、クリスマスに天体望遠鏡を買おうと思ったが、妻に「まだ早い」などと却下され、あえなく断念。それならと、より安価でお手軽感のある双眼鏡を購入するべく、妻へのプレゼンテーション用資料として読了。 肉眼で見るより50倍の数の星が見える!月の観測も!木星のガリレオ衛星も見えるかも!42mmの双眼鏡で都会からでも眺めることができる星雲・星団たち!冬はプレアデス星団(すばる)、ヒヤデス星団、オリオン大星雲。2017/01/02
figaro
1
夏山の上で夜空を観察するために購入。双眼鏡でのオススメはメシエ天体とのこと。しかし、アンドロメダやオリオン大星雲は冬の空のもの。せめて天の川をなす一粒一粒が確認できるか、微妙なところ・・・。この本の読み応えのあるところは、双眼鏡の構造についての部分。人間の瞳が年とともに小さくなるから、40歳を過ぎると大口径の双眼鏡は必要ないというのは面白い。この本の致命的な問題は、掲載された美しい星々の写真が、双眼鏡によるものではない点だ。せめてイラストなどで、どのように見えるものなのかを示してほしかった。2017/07/13
ねの
0
双眼鏡が欲しくて図書館で借りてみた。すごく丁寧な解説。オススメ双眼鏡もとってもありがたい。買いたい。2012/08/21
若獅子
0
素人には少し難しい部分もあったけど全体的に著者の良心を感じた。2011/09/01