内容説明
固体物理学は、エレクトロニクスの基礎を支える重要な分野であり、電磁気学、統計力学、量子力学など、広範な分野を基礎としている。その本質をつかむことはなかなか難しいが、理解への近道は、自分で演習問題を解いてみることである。本書は、問題を解くためのヒントを前半部の基礎事項としてまとめ、自らしっかり考えて学習するための教材として作成した。基礎事項の学習と問題演習を活用し、固体物理学の理解を深めていただきたい。『キッテル固体物理学入門』(第8版、丸善)などとの併用により、大学院受験の準備にもなるだろう。
目次
結晶構造と逆格子
結晶結合
固体における統計
結晶格子の振動
フェルミ粒子とボーズ粒子
エネルギーバンド
フェルミ面と金属
半導体
誘電体
磁性体
超伝導体
合金
電磁場との相互作用
表面と界面
格子欠陥
著者等紹介
沼居貴陽[ヌマイタカヒロ]
立命館大学教授(理工学部電気電子工学科)。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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