内容説明
消防大学校で長年教鞭をとってきた著者が、その豊富な経験にもとづき、消防・防災実務者に必要な化学物質の危険性をまとめた入門書。消防・防災関係の担当者・実務者、危険物を取り扱う企業のフレッシュマンのための必須知識を網羅。
目次
第１部 危険物と安全対策（危険物の概念；災害の実態；安全対策）
第２部 物理的潜在危険性（気体および液体の可燃性；熱反応危険；爆発；反応性危険）
付録１ ＧＨＳについて
付録２ ＳＡＤＴの確定方法
著者等紹介
長谷川和俊［ハセガワカズトシ］
工学博士・消防研究所フェロー。１９７１年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。自治省消防庁消防研究所自治技官任官。２００１年（独）消防研究所研究統括管。２００２年危険物保安技術協会 危険物等事故防止技術センター長。２００４年（財）全国危険物安全協会審議役。２００５年から千葉科学大学危機管理学部教授。称号等 中国南京理工大学顧問教授。委員等、日本火災学会理事、安全工学協会理事、ＯＥＣＤ‐ＩＧＵＳ‐ＥＯＳ副座長等歴任、原子力安全委員会専門委員、宇宙開発委員会専門委員、中央薬事審議会臨時委員、高等海難審判庁参審員等。消防研究所にて、化学災害を中心とした防災研究に長年従事し、成果を国内外に発信してきた。災害を統合的かつ多面的に捉えた、危険の予防と被害の軽減を支援する方法の研究に取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 烙印
