対称性の破れとパターン形成の数理

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  • サイズ A5判/ページ数 562p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621072554
  • NDC分類 421.5
  • Cコード C3050

内容説明

本書の中心テーマは、多くのパターン形成の例は統一的な枠組みで理解できるということにある。この枠組みとは、対称性という視点である。パターン形成における対称性の役割を考えることにより、パターン形成のメカニズムに対する洞察が得られることを示していく。

目次

1 定常状態分岐
2 線形安定性
3 時間周期性と時空間対称性
4 対称ホップ分岐
5 ユークリッド群同変系での定常状態分岐
6 群軌道からの分岐
7 隠れた対称性と一般性
8 ヘテロクリニック・サイクル
9 対称カオス
10 対称ハミルトン系の周期解

著者等紹介

田中玲子[タナカレイコ]
1993年東京大学工学部計数工学科卒業。1998年同大学院工学系研究科計数工学専攻博士課程修了。工学博士。1998年~慶応義塾大学理工学部物理情報工学科助手。2002年~カリフォルニア工科大学Visiting Associate。現在に至る

山田裕康[ヤマダヒロヤス]
名古屋大学大学院理学研究科物理学教室客員研究員。理化学研究所バイオ・ミメティックコントロール研究センター非常勤研究員

高松敦子[タカマツアツコ]
科学技術振興事業団さきがけ研究21研究員。東京大学生産技術研究所協力研究員

中垣俊之[ナカガキトシユキ]
北海道大学電子科学研究所助教授
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