内容説明
本シリーズでは、化学関連各分野の世界の最先端研究の現状と課題および将来動向についてまとめ、21世紀の新たな化学研究の潮流を探る。個々の研究分野の融合・複合領域や他研究分野との境界領域も多数含まれており、将来の化学研究の新たなシーズを浮き彫りにする。第6巻には、界面・コロイド化学はナノテクを先導する、分子ナノテクノロジー、分子エレクトロニクス、ナノ分析化学の4分野を収録した。
目次
1 コロイド・界面化学はナノテクを先導する(ナノ構造をつくり、機能を見る;ナノ構造を観察する ほか)
2 分子ナノテクノロジー(自己組織化と分子ナノテクノロジー;ナノプローブによる分子スケール構造・物性評価の現状 ほか)
3 分子エレクトロニクス(分子素子を創って組み上げる;分子の電子機能を測る ほか)
4 ナノ分析化学(新しい分離場の設計と構築;微小空間中のナノ表面を利用した分析化学―マイクロチャンネルによる分離分析 ほか)