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目次
第1部 オブジェクト指向ソフトウェア開発入門
第2部 従来のオブジェクト指向設計における限界
第3部 デザインパターン
第4部 すべてをまとめる:パターンを使って考える
第5部 新たな設計パラダイムに向けて
第6部 パターンの持つその他の価値
第7部 ファクトリ
第8部 まとめ、そして今後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neputa
10
タイトルの「こころ」は、つまり「本質」とか「本来の力」に置き換えるとわかりやすい。 原題は「Design Patterns Explained」なので、主にデザインパターンの説明が大半を占めるが、デザインパターンを学ぶ過程で「オブジェクト指向のこころ」が理解できるよ、といった側面も含んだ内容。GoFの全パターンを網羅しているわけではないので、本書をベースにGoF本にチャレンジするのがよさそう。もっと早く、できれば発売当初の2005年に読んでおくべきだった。2020/09/23
fakiyer
2
数年ぶりに再読したがとても良い本。 内容は簡単なものではないが、OOP・デザインパターンの説明は秀逸。 何度も読み返したい。2019/10/18
pragma
2
私は過去にデザインパターンの勉強をしたことがあります。しかし、実際のコーディングや設計で、どのように活用すれば良いのかピントきていませんでしたが、本書はそれを解決してくれました。 共通性分析と可変性分析をそれぞれ概念上の観点、仕様上の観点、実装上の観点で考え、その問題を解決できるパターンを導き出していくというものです。 サンプルコードはJavaで書かれていますが、オブジェクト指向言語を知っていれば問題なく読めます。ポリモーフィズムが理解できている方であれば、お勧めの一冊です。2014/03/31
たぬき
1
読み直すたびに気づきがあるが、なによりもコプリエンの引用部分たどるだけでいろいろと考えさせられる。『マルチパラダイムデザイン』の名詞ー動詞的思考の批判、継承から集約へという、ある種現代の設計思想の流行の土台でもあるし、MVCやDCIアーキテクチャとの関係もよく理解できる。is - a の批判からhas - a の思想への道行きは、タルドや和辻哲郎を見るまでもなくある種別の隘路ではある。2022/04/30
日々
1
6.5 点 オブジェクト指向の考え方を非常にわかりやすく説明してくれているので、入門書としてとてもよかった。2017/11/14