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素数定理の進展〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621065228
  • NDC分類 412
  • Cコード C3041

内容説明

本書は、ギリシャ時代から始めて、20世紀初頭までの素数分布理論の発展を解説した教科書である。歴史的な事実に基づいて、多くの数学者の思考過程を追いながら、現在の研究との接点に配慮した記述がなされている。さらに、主要な結果には必ず証明が付され、その結果の現代までの進展も概説している

目次

第5章 素数定理(ゼータ関数に関するアダマールの最初の論文;フォン・マンゴルト;アダマールの証明;ドゥ・ラ・ヴァレ・プーサンの証明;ζ(1+it),L(1+it,χ)の非零性に対する他の証明
残余項の評価)
第6章 20世紀への転換点(複素関数論の発展;素数定理へのランダウのアプローチ;フォン・マンゴルトの定理再論;タウバー型の定理;ゼータ関数の零点;π(x)-li(x)の符号変化
ハーディ‐リトルウッドの予想)

著者等紹介

ナルキェヴィッチ,W.[ナルキェヴィッチ,W.] [Narkiewicz,Wladyslaw]
1936年、リトアニアのパネヴェジス生まれ。1961年、ポーランドのヴロツワフ大学でS.ハートマンの指導の下、多項式写像に関する論文で博士号を取得。長年にわたり、ヴロツワフ大学で教授職を勤めた。現在、同校名誉教授。専門は、数論

中嶋眞澄[ナカジママスミ]
東京大学医学部医学科卒業。鹿児島国際大学経済学部教授。専門:Lindel¨of予想の確率論的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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