内容説明
本書は熱力学を初めて学ぶ学部学生のための入門書である。身近な現象の本質を理解するために必要な熱力学の基本概念から熱力学が重要な役割を果たしている分野まで詳しく説明した。例題や実際例を多く挙げ、取り組みやすい構成となっている。
目次
入門編（序論；熱力学の基本概念）
本編（エネルギーと熱力学第一法則；エントロピーと熱力学第二法則；熱力学第二法則の運用；熱力学関数の測定と熱力学第三法則；熱力学と統計力学）
発展編（相転移と相平衡；溶液；多成分系の相平衡；熱化学と平衡計算）
著者等紹介
阿竹徹［アタケトオル］
東京工業大学応用セラミックス研究所
井上晴夫［イノウエハルオ］
東京都立大学大学院工学研究科応用化学専攻
北森武彦［キタモリタケヒコ］
東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻
小宮山真［コミヤママコト］
東京大学先端科学技術研究センター
高木克彦［タカギカツヒコ］
名古屋大学大学院工学研究科結晶材料工学専攻
平野真一［ヒラノシンイチ］
名古屋大学大学院工学研究科応用化学専攻
加藤直［カトウタダシ］
東京都立大学大学院理学研究科化学専攻
川路均［カワジヒトシ］
東京工業大学応用セラミックス研究所
斎藤一弥［サイトウカズヤ］
大阪大学大学院理学研究科分子熱力学研究センター
横川晴美［ヨコカワハルヨシ］
通商産業省工業技術院物質工学工業技術研究所
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