世界の橋―3000年にわたる自然への挑戦

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  • サイズ A4判/ページ数 183p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784621048535
  • NDC分類 515
  • Cコード C3051

内容説明

フランスのガール、スペインのセゴビアにいまなお残るローマ帝国時代の水道橋、世界初の鉄橋アイアンブリッジ、ロンドンのタワーブリッジ、トラスの名橋フォース鉄道橋、ニューヨークやサンフランシスコの動脈であり初期吊橋の代表作ブルックリン橋、ジョージワシントン橋、ゴールデンゲイト橋、風による振動で落橋したタコマナロウス橋、現代技術の粋を集めた斜張橋群、最先端橋梁技術の展示場である本州四国連絡橋群など、世界中から歴史的・社会的・工学的に重要な約120橋を取り上げ、カラー写真とイラストでビジュアルに紹介。工学的な解説やデータはもとより建設の経緯や社会的背景、さらには美学・景観論にも言及している。

目次

起源
古代世界
アビニオンの橋の上で
ルネッサンスの開花
産業革命
ビクトリア朝の業績
新世界、新旧の思考
20世紀鋼橋の様々な形
鋼吊橋
コンクリート橋の到来
斜張橋
最先端の現状
未来に向けて

著者等紹介

ブラウン,デビッド・J.[Brown,David J.]
図書館士、建築・土木・構造技術コンサルタントで、オブ・アラップ・パートナーシップ(Ove Arup Partnership)社の企画調整を担当。同社の「アラップ ジャーナル(Arup Journal)」の編集者も務める。彼の著書『それらがどのようにつくられたか(How They Were Built)』では、世界の幾つかの巨大な建築物などを通して、構造や建築の発展経緯をわかりやすくまとめている

加藤久人[カトウヒサト]
1974年大阪府立北野高校卒業。1978年大阪大学工学部 土木工学科卒業。1980年米国メリーランド大学 土木工学課修士課程卒業。1982年大阪大学大学院 修士課程土木工学科卒業。1982年日本鋼管株式会社(NKK)入社。1986年イスタンブール、第二ボスポラス橋工事に従事。1990年東京湾横断道路株式会社出向。1992年NKK橋梁建設部長大橋室勤務。1995年鶴見つばさ橋、振動実験工事、照査主任技術者。1996年来島大橋補剛桁(その6)工事、主任技術者。1999年~NKK橋梁建設部 大阪橋梁設計室勤務 技術士 建設部門

綿引透[ワタビキトオル]
1976年早稲田大学高等学院卒業。1980年早稲田大学理工学部土木工学科卒業。1982年早稲田大学大学院建設工学専攻修了。1982年日本鋼管株式会社(NKK)入社。1982~94年本四国連絡 与島橋設計業務、ハイブリッドケーソンの開発などに従事。1994~98年NKKロンドン事務所勤務、著者と知り合う。1998年~国内外の橋梁プロジェクトの設計、計画に従事
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