内容説明
水は古くから人間の生活に欠くべからず存在であった。したがって、水力学という学問が紀元前のアルキメデスの時代から存在したことも自然の成行きであったのであろう。だが、その後19世紀以降においてその対象は水だけではなく気体をも含めた流体に広がった。本書はこの流れの力学の基礎を高専や大学低学年の学生にも理解できるようにポイントをおさえ、ていねいに説明した教科書である。
目次
1 流体とは
2 流れの基礎的現象
3 流体の静力学
4 基礎式
5 管内流
6 物体まわりの流れ
7 運動量の法則
8 計測