空洞のなかみ

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空洞のなかみ

  • 松重 豊【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 毎日新聞出版(2020/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620326467
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

物書き松重豊、誕生!
軽妙洒脱な筆致で描かれる演者の心象風景。
連作短編小説12編+エッセイ25編を収録。

『孤独のグルメ』『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』『きょうの猫村さん』などさまざまな映画、ドラマで注目を集める著者の初の書籍。書き下ろし連作短編小説「愚者譫言(ぐしゃのうわごと)」と週刊誌「サンデー毎日」の連載エッセイ「演者戯言(えんじゃのざれごと)」の2種を収録。演者だからこそ描くことができた心象風景を、独自の軽妙洒脱な筆致で表現。「サンデー毎日」連載時から人気を呼んだ旭川在住のイラストレーターあべみちこによるイラストが彩りを添える。

「あ、そや、空っぽとな、無、ちゅうのは違うもんなんやで」
そう言って老人は烏丸御池のバス停で降りて行った。
二つの言葉がぐるぐる回る。
あの日からか、自分の仕事が分からなくなった。
         (『愚者譫言』プロローグ 「バスの中」より)

内容説明

軽妙洒脱な筆致で描かれる演者の心象風景。短編小説12編+エッセイ25編を収録。物書き松重豊、誕生!

著者等紹介

松重豊[マツシゲユタカ]
俳優。1963年生まれ。福岡県出身。明治大学文学部在学中より芝居を始め、1986年に蜷川スタジオに入団。2007年に映画「しゃべれどもしゃべれども」で第62回毎日映画コンクール助演男優賞を受賞。2012年「孤独のグルメ」でドラマ初主演。2019年「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」で映画初主演。2020年放送のミニドラマ「きょうの猫村さん」で猫村ねこを演じて話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

206
いつから松重さんが好きだったのか…気付いた時には画面の中の松重さんを追っていた気がする。今は専らゴローちゃん?猫村さん?バイプレーヤーズの松重さん?色んな役をこなされてすっかり【全国区】の俳優さんになった感じ。そこで『物書き松重豊、誕生!』の帯に誘われて手にした。リズム良く引き込まれた!短編12話は役者ならではの視点が面白い。プロローグとエピローグが繋がるのが上手い。カバーは始め何だろう?と思ったがなるほどね~だった。エッセイ25編も楽しく読んだ。挿絵も好い。又どこかで読みたいエッセイだった。2021/01/17

hiro

97
TVでよくお見かけする松重さんの書き下ろし小説と週刊誌連載のエッセイということで興味があり読んでみた。演じる役が刑事か、被疑者かが分からない役者など本当にいるのと思いながらも、役者だからこそ書ける12編のショート・ショートは、読みやすく、役者という職業の一部をみることもできて大変面白かった。一方、エッセイでは、台詞を忘れる、噛むということに対する恐怖について何度も書かれていて、これで小説の内容についても理解できると思った。松重さんのYouTubeでのこの小説の朗読も、小説を読むのとは違った趣があった。2021/03/06

R

87
俳優によるエッセーと、簡単にまとめられる本ではなかった。まさかのSF小説もあり、それを下地にした、あるいは逆だったのかもしれない、エッセーで語られていることと微妙にリンクしていて面白かった。小説というよりも、小話、あるいはショートショートといった趣だけども、俳優業というもの、その中の人だからこそ見えるものが描かれていたように感じた。出世作となった孤独のグルメの話も面白いけど、若い頃のこと、これまでの俳優歴が興味深かった。2021/02/01

bura

70
俳優、松重豊が書いた小説「愚者譫言」とエッセイ集「演者戯言」の組合せの1冊。小説もエッセイも役者松重豊がたっぷり詰まっていて面白い。特にエッセイはサンデー毎日に連載されていたもので「孤独のグルメ」の松重豊の影響からか食べ物の話が多く、読んでいてもゴローさんが浮かんでしまう。文中にも「…何気に入った定食屋の盛りの多さに首をかしげながら食べていると奥から食事を覗き込んでいる店主たち…」という件があり、みんなに期待されているんだなあ、と思わず笑ってしまった。2021/09/22

tetsubun1000mg

65
昔のこわもて刑事かヤクザ役が多い役者さんの印象が強かったが、最近は「孤独のグルメ」など真面目でちょっととぼけた感じの役も増えてきてようだ。 この本の前半は経験を重ねた役者さんにしか書けない設定の短編集。 最初は設定が分からないが、どんでん返しも楽しめる。 後半のエッセイ部分は松重豊さんが本音で書かれていると感じられて面白かった。若いころにいろんなバイトをしながら俳優を続けてきたのが分かった。地下鉄駅のトイレの物置棚部分の工事をした話など昔ばなしも興味深いが、ブレイクしない役者さんも多いんだろうなと感じた。2021/04/18

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