縦並び社会―貧富はこうして作られる

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784620317793
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

「一億総中流」時代が終わり、格差が広がりつつある日本。人も会社も横並びが崩れ、「勝ち組」と「負け組」にはっきり分かれていく今、私たちが生きているのは「縦並び社会」ではないか―。取材班は、格差の現場を歩き、読者とともに紙面を作り、日本の目指すべき針路を探った。

目次

第1部 格差の現場から(派遣労働の闇;寝ずの時速90キロ ほか)
第2部 読者の声を追って(バス運転手の過酷;「派遣」に冷たい法律 ほか)
第3部 格差の源流に迫る(規制緩和へ一直線;自治体の破綻は「自己責任」 ほか)
第4部 海外の現場から(混迷する教育―韓国、英国、フィンランド;民営化の行方は―ニュージーランド ほか)
第5部 識者からの提言(競争万能を超えたシステムをいかに構築するか(内橋克人(経済評論家)/ジョセフ・スティグリッツ(ノーベル賞受賞経済学者))
労働者をどう守るか(松浦元男(樹研工業社長)/森岡孝二(関西大教授)) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまざき

2
少し前の著作ではあるが、リアリティの感じられるルポルタージュだった。日本は誰がなんと言おうと格差社会だと思うし、当時も今もきっと大して状況は変わっていない。特に面白かったのは、有識者へのインタビュー。都合の悪い部分はうまいこと言い繕おうとするやつはやっぱり信用ならないなと思った。2022/05/26

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