まほろばの国で

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620316390
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

ささやかな人生の哀歓をいとおしむ日々から、ベストセラー小説『精霊流し』は生まれた。胸にしみる待望の最新エッセー集。

目次

1998(秋桜―百恵さんに捧げた日本のうた;御神渡り―科学以前の先人たち ほか)
1999(的場均騎手―馬への「愛の示し方」に惚れました;アメリカ的生活観―サル真似のツケは大きいよ ほか)
2000(第二月曜が成人の日に―平和ボケの世紀末;自由主義と利己主義―西海岸の教習所で ほか)
2001(二人のヴァイオリニスト―庄司紗矢香さんと五嶋龍君;こころのタイムカプセル―つくば万博からの手紙 ほか)
2002(加藤シヅエ先生逝く―心底尊敬できる母;和名に触発されて―アルバム『夢百合草』 ほか)

著者等紹介

さだまさし[サダマサシ]
1952年、長崎市生まれ。本名・佐田雅志。小学校卒業と同時にヴァイオリン修業のため単身上京する。72年、フォークデュオ「グレープ」を結成。2枚目のシングル『精霊流し』が大ヒット。76年にソロデビューし、『関白宣言』『防人の歌』『北の国から』『秋桜』『親父の一番長い日』『療養所』など、数々のヒット曲で知られる。創作のテーマを“生命・時間・こころ”に置き、2001年、初の書き下ろし小説『精霊流し』(幻冬舎)がベストセラーになる。デビュー30周年の02年、ソロコンサートが前人未到の3000回に達した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

88
【登録1111作目】まっさんが毎日新聞に書いてたコラムをまとめたもの。時事内容はちょっと古いけど、彼がずっとぶれる事なく世の中のおかしい事に怒り嘆き、そしてみんなが幸せに平和に生きる事が出来ればと願い、歌い続けて来た事がわかる。日本を憂いながらも深く愛し、だからこそ日本の文化や風景をあんなにも美しく歌にする事ができる稀有な存在。あの歌もこの歌も、こんな思いから生まれたのだなあと、感慨深く読んだ。そして中島みゆきに触れたコラムも。私に人生を教えてくれた二大巨匠であり神である。今日もまた神の歌を聴き涙する。2020/06/18

Midori Nozawa

9
「心の時代」が良かったので、こちらも読んでみました。毎日新聞のコラム「日本が聞こえる」に連載されたものを精選、改題したものです。表紙の絵がいい。さださんは本当に特別な才能の持ち主。たとえば毛利衛さんとか、その他いろいろな業界の著名人とつながり、自作の歌を献呈してしまう。宇宙ロケットの中で、毛利さんに歌ってもらえたなんて誰にでも絶対できない能力だ。書かれているものから伝わる、日本への愛とふがいなさ。戦争もちゃんと裁くことなく、一事が万事うやむやで責任を取ろうとしない国民性を私も憂える。今からでも直そう。2023/01/30

ラクダ

7
さださんのエッセイ・・1998年から2002年まで毎日新聞の掲載されていたもの・・お説教みたいな文章が多く、ユーモアーも無い、かなりの・さだファンである僕も良い印象は受けなかった。 没です><2014/06/06

葉月94

4
毎日新聞朝刊に連載された「さだまさしの日本が聞こえる」1998年1月23日~2002年11月4日)を精選、改題したもの。エッセイ講座の課題には、長すぎて使えなかった。2010/05/22

たぬ

3
★3 新聞連載のエッセーをまとめたもの。この人、わりと強くきっぱり言う。オブラートに包むとかあまりしない。それよりも人脈の広さがすごいなと思った。仕事柄全国を演奏旅行しているからそれで知り合いがたくさんいるのは当然としても、小学校や中学校のクラスメートと今でも交流があるのはいいなあ。2018/03/10

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