日本ゴロン

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620315942
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

毎日新聞夕刊の人気コラム「君のニャは、」完全収録。歌人・枡野浩一の極私的日本語論。

目次

コラム「短歌の蛇足」(腰かけている全員がお年寄り優先席の理想の姿;「たとえば」とたとえたものが本筋をいっそうわかりにくくしている ほか)
コラム「君のニャは、」(「漫画」でいいと思う;「四捨五入」の読み方 ほか)
写真集「君のニャは、」
書評「マガジンハウスの本が大好き!」(言葉と絵で幸福に交わる二人―谷川俊太郎・佐野洋子『女に』(マガジンハウス)
主人公はちょっぴりブスな女の子―佐野洋子『ゴッコロから』(マガジンハウス) ほか)
その他の書評(いつか読む本―ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』(早川書房)
「駅前留学」の前に読んでおきたい一冊―スーザン小山『電話通訳』(現代書館) ほか)

著者等紹介

枡野浩一[マスノコウイチ]
1968年生まれ。歌人、ライター。ごくたまに作詞の仕事も。NHKテレビ『スタジオパークからこんにちは』で、「かんたん短歌塾」の先生を1年間つとめ、お茶の間の人気者に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MOTO

6
同じ分野にいる眩しい人の存在を自分のなかでどこに配置するか?は、なかなか難しい事なんだなと思う。歌人である彼にとって、穂村さんはまさにそんな存在。世渡り上手な人なら誉め言葉ひとつで世間はざわざわしないのに、心が澱む<ゴロン>は使いたくないらしい。面倒くさいタイプなのかも知れないが、結果的に穂村さんとのエピソードは記憶に焼き付く程の光を放っていた。(因みに何の本かは忘れたが、穂村さんが枡野さんの事を書いたエッセイも記憶に残っている。続けて読んだら完璧にセットな内容。)2020/08/26

いちの

1
期待しすぎたかなぁ、というかんじ。一言多いのが持ち味なのかもしれませんが、これを新聞に載せていたというのがびっくりです。文章より短歌のほうがいいみたい。でも、古いひとつの価値観しか認めていないという点で「できちゃった婚」という呼び方を批判しているのは面白かった。2011/11/27

マリン

1
短歌はすごく好きなのに。2010/06/01

私的読書メモ3328

0
玉と言えるものもありますが、かなり石が多い、という印象。これみよがしに自身の宣伝をするのは、書き捨てのコラムでは笑いになり得ますが、こうしてまとめてしまうと、相当にお寒いです。時事ネタも同様。「短歌の蛇足」というコラムと、書評はかなり良いです。しかし、そもそも私は著者と感性を異にするようで、普通それはおもしろいはずなのですが、それにしても離れすぎているのか、ただ「わからない」という結論に。特に、現代語にした石川啄木作品、正岡豊『四月の魚』について、ひどく食い違いました。2015/09/17

344

0
短歌のことをもっと読みたかった。2013/05/21

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