内容説明
世界で出合った遊びの文化、よろけてシャッターを切り続けた貴重な面白視界数百ショット。嘘ではない本物の嘘物漫遊記。
目次
見事な罠に乾杯
何気なさにドキリ…
ハミングの壁
遊びの窓
街に洒落っ気…
エッシャーの異空間
太陽光のいたずら
地下の摩天楼群
工事現場シアター
もしもし!?〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぜんこう
16
福田繁雄氏の作品も少しでてくるが、街中などにあるトリックアートを多くとりあげた本。この本を見て初めて知った・・・いつもいく図書館の隣にある こども館に福田繁雄氏のトリックアート作品があるみたい。しかも(トリックアートじゃないけど)図書館の中庭の本のオブジェも福田繁雄氏の作品だったとは・・・。ちょっと遠いけど、二戸(岩手県)にある福田繁雄デザイン館にもう一度ゆっくり行ってみたくなった。2014/08/28
びすけっと
15
2000年7月刊。初出 毎日新聞日曜版。遊び心満載です。ストックホルムの歩道の一角にいる?マンホールの中から蓋を持ち上げて顔を出しているおじさん(p.58)、工事用の囲いもあって本物志向。日本ではなかなかできないだろうな。入口のだまし絵もできないだろうなあ。大阪にあるようですが、大阪だからこそ。シャレが効かないというか、あそびがないもの。靴形の電話、ワニ形の靴おしゃれだ〜 北九州の歩くと見える橋の歩道のヒマワリ、ぜひ見てみたい。こころに遊びがない方、よろしければ。うーん、もっとイライラさせてしまうかも。2014/09/11
りー
7
日本が誇るトリックアートの巨匠、故福田繁雄さんが、半世紀にわたって世界各国、古今東西のトリックアートをハンティングした成果が纏められた本。毎日新聞の連載だったそうです。時には「売り物じゃない」と断られた掘り出し物を頼み込んで包んでもらい、また時にはホテルの部屋に忘れたカメラを取りに走り、とにかくご本人がメチャクチャ楽しそう。こんなお父さん見てたら、娘さんもトリックアートに挑みたくなるはずです。おそらく限界まで詰め込んだカラー写真、堪能しました。ヴェネツィア近郊のヴィラ・バルバロ邸、行ってみたいなー!!2018/09/22
koyomi
1
表紙、どうしてこういうデザインになったのだろうと画面上で見て気になっていました。手にとってみてにやり…2011/11/19
juneair
1
主に海外のトリックアートを紹介している一冊。詳細な地図が載っていないのは残念・・・。2010/01/16