内容説明
ボスニア、アンゴラ、アフガニスタン…悲惨な紛争地帯を訪ね歩く旅は、著者の反戦思想を根底から揺るがした。だが、「人間は所詮、獣だ」というニヒリズムに陥る手前で、著者は、現代に可能な戦争の道義と、国際主義的介入の論理を追求する。「文明の衝突」は不可避ではない。希望は民族の神話にではなく、機能する国家と、あくまで個人にある―。
目次
テレビの倫理―神聖なものはなにもないのか?
小異にこだわるナルシシズム
愛想づかしの誘惑
戦士の仁義
覚めやらぬ悪夢
ボスニア、アンゴラ、アフガニスタン…悲惨な紛争地帯を訪ね歩く旅は、著者の反戦思想を根底から揺るがした。だが、「人間は所詮、獣だ」というニヒリズムに陥る手前で、著者は、現代に可能な戦争の道義と、国際主義的介入の論理を追求する。「文明の衝突」は不可避ではない。希望は民族の神話にではなく、機能する国家と、あくまで個人にある―。
テレビの倫理―神聖なものはなにもないのか?
小異にこだわるナルシシズム
愛想づかしの誘惑
戦士の仁義
覚めやらぬ悪夢