内容説明
主人公は嫌な男。女たちはしたたか―恋より深く溺れていく…究極の官能をスリリングに描く、衝撃の恋愛小説。
著者等紹介
藤田宜永[フジタヨシナガ]
1950年福井県生まれ。早大中退後、73年渡仏。エール・フランス勤務を経て80年に帰国。86年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年、『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞、『巴里からの遺言』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を受賞。その後、『樹下の想い』で恋愛小説に新境地を拓き、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞を受賞する
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