放送大学教材
科学の哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 171p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595237546
  • NDC分類 401
  • Cコード C1310

出版社内容情報

近代科学の成立は16~17世紀の「科学革命」にさかのぼる。科学的自然観や科学的方法が形成された様相を歴史的に振り返り、科学革命の到達点としてアニミズム的世界観が否定され、宇宙を巨大な機械と見る「機械的自然観」が成立するまでの過程を前半で考察。次に現代の代表的な科学論を哲学的視点から検討し、終章で倫理について考察。現代の科学技術は人間社会の合意をはるかに超える速度で発展し、数々の生命・環境倫理問題を引き起こしていること、科学技術というモンスターと人間とが共生しうる倫理的ルール作りを考えている。

 1.序論ー「科学」という言葉
 2.アリストテレス的自然観
 3.科学革命(Ⅰ):コスモスの崩壊
 4.科学革命(Ⅱ):自然の数学化
 5.科学革命(Ⅲ):機械論的自然観
 6.科学の方法
 7.科学の制度化
 8.科学の危機
 9.論理実証主義と統一科学
10.批判的合理主義と反証可能性
11.知識の全体論と決定実験
12.パラダイム論と通約不可能性
13.科学社会学の展開
14.科学の変貌と科学技術革命
15.科学技術の倫理

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