出版社内容情報
企業経営には、人・物・金の三つの要素が必要であると言われているが、本書はその最後の要素である「金」、より厳密には「資金」に着目し、これをいかに調達し運用するかという側面に焦点を当てて企業ファイナンスの基礎理論をわかりやすく説明している。またM&A(合併・買収)、倒産など、リストラクチャリングと企業ファイナンスとの関連などの今日的な課題についても言及。企業ファイナンスに興味のある人には格好の入門書。
1.企業ファイナンスの意義と領域
2.企業ファイナンスと財務諸表の役割・活用
3.財務諸表分析の展開
4.資金調達
5.資本コスト
6.資本構成と企業評価
7.配当政策と企業成長
8.キャッシュ・フロー・マネジメント
9.投資決定(1)
10.投資決定(2)
11.ポートフォリオ理論
12.資本資産価格決定モデル
13.デリバティブと財務戦略
14.株主重視の財務政策
15.企業ファイナンスとるストラクチャリング